職場環境の問題点・改善策・改善の見込み~ハラスメント解消なるか

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同僚の職場環境はマズい

同僚のグチ

先日、職場の上司について、同僚が愚痴っていたのを聞いていました。

 

内容は、上司の仕事が遅く、スピーディーにこなしているのに、ミスが多いと怒られるというものです。

 

同僚の主張はこんな感じです。

↓↓↓

自分が仕事遅いくせに人のせいにして怒ってくる。
何が「私のところでいつもミスが発覚する。しっかり確認するように」だ。
不備やミス、まずいところを見つけるのがお前の仕事だろーがよ。
お前の仕事が遅いからリカバリーに時間がかかるんだろーが。
こっちは形にして係長通してるんだから、やることやってんだよ。
それを棚にあげて上司ヅラすんじゃねーよ。

 

まぁ、言葉遣いは悪いですが、彼女の気持ちもわかります。

 

早めに処理をしないと、相手方を待たせることになり、相手によってはクレームに発展する可能性がありますから。

 

しかも、彼女がやっている仕事は、金銭関係ではなく、ミスをしたとしても、そこまで致命的な失敗になるものではなく、決裁を進めていく段階で誰かしらが気付くようなものだからです。

(「決裁」とは、何かの仕事を進める時に上司の許可を得ることです。
 組織の中で下位の方から順番に判子を押していき、徐々に役職が上の者にまわっていきます。
 その許可を得る人が誰かというのは、案件毎に違っていて、係長までの決裁でいいものや、課長・部長までの決裁が必要やなものまで、色々あります。)

 

なので、彼女としては、できるだけ早く決裁を取れるように努力しているということなんですね。

 

しかし、彼女の上司(課長)は、「ミスが多いから、適当な仕事をしてくるな」ということを言いたいわけです。

 

まぁ、それも確かにごもっともな話で、仕事はミスが少ない方が良いです。

 

ミスがあると、これまたクレームに発展し、問題になる可能性がありますから。

 

どちらが悪いのか

これらのことから、どっちもどっちと言えそうなのですが、藤崎の同僚がスピーディーに処理したものを1~2週間後にミスがあったと返してくるわけですから、確かに遅すぎるんですよね。

 

彼女としては、「こんなに頑張って処理したのに」と感じるのもわかります。

 

しかも、「適当に処理したものを持ってくるな」と怒られるわけですから。

 

彼女からすると、課長へ渡す前に係長に決裁をもらっているので、「係長に文句を言えよ」と感じているわけですね。

 

決裁というのは、判子を押した時点で「この案件は、こういう風に処理していいですよ」という許可を与えたことになりますから、通常なら「係長、これはなぜ決裁を通したのか」という話になるんです、公務員の世界では。

 

そして、決裁というのは、そのために組織の下の者から上の者へと順番に持っていくんですからね。

 

そういう点を考えると、確かに課長に落ち度があることは否(いな)めないでしょう。

 

いくらミスを見つけたからと言って、そんなに偉そうに言えることではありません。

1~2週間もかかってようやくミスを見つけたわけですから、そんなに褒められたものではありませんし、その案件は組織のトップまで持っていかなければいけないものなので、それ以降で気づくこともあるわけです。

 

そんなミスを見つけたくらいで、「どうだ!」と言わんばかりに怒られたら、同僚の方もたまったものではありませんよね。

 

係長からは了承を得ているわけですから、そこまでヤバいミスでもなさそうですし、一見気付かない程度の些細なミスなのでしょう。

 

ちなみに、この課長はミスを見つけるという点ではしっかりとした力をつけているようですので、それも出世する要因の1つだったと思われます。

 

「気付く」ということは非常に重要ですから。

(参考)
>>意外だが、絶対に必要な「気付く」能力の重要性について

 

「決裁」、「組織運営」の説明を少し

しかも同僚の彼女は、係長の決裁を通しているわけですから、課長が怒るとしたら係長になります。

 

組織というのはそういう者ですからね。

 

部長が管理するのは課長で、課長が管理するのが係長、係長が管理するのはそれ以下の職員やアルバイトさん。

 

そういう組織のやり方をしっかり把握していないのか、それとも同僚が嫌われているから、直接文句を言われるのかはわかりませんが、どちらにしても上司らしからぬ言動なわけです。

 

出世することと、「人間性」「賢さ」は別

こういったことからもわかるように、仕事ができることと、人間性が優れていることは無関係なんですね。

 

また、仕事ができることと、賢いことも無関係です。

 

なので、「上司は組織に認められて出世した人間だから、人間的に優れている」とか「上司は賢い」と思うのは辞めましょう。

 

上司が出世したのは、組織内での人間関係や内部事情がありますので、「人間性」・「賢さ」で選ばれているわけではないんです。

(参考)
>>仕事ができることと人間として優れているのは別の話

 

同僚の職場環境の問題点と改善策

同僚の職場環境の問題点

まぁ、それはいいとして。

 

この課長は他の職員からも評判が悪いのですが、その1つの原因として「気に入らない職員には、何かにつけて怒る」ということが挙げられるんですね。

 

先ほどの例のように、些細なことを見つけてきて、「ここが間違っている!この説明じゃ意味がわからない!やり直せ!」「こんな計算を間違えるなんて、一体どうなってるんだ!」などと部下を責め立てます。

 

しかも、気に入っている職員が数名いて、その職員が同じようなミスをしても「ここだけ直しておいて」くらいの感じで終わるので、全く態度が違うんですね。

 

こういうことをされると、怒られる側としては非常にやる気をなくします。

 

その課長も人間なので、好き嫌いはあると思いますし、ミスを見つけると怒りたくもなるでしょう。

 

しかし、部下も人間なので、完璧にこなそうとしてもミスはしますし、自分から進んで課長から嫌われようと思っているわけでもありません。

 

頑張っているのに毎回毎回怒られていては、さすがにやる気もなくなりますよね。

しかも、なぜか係長を飛ばして、いきなり下っ端の彼女たちが怒られるんですから。

 

以前にも、他の職員がその課長に「こういうことはしっかりと報告しないといけないだろ!ホウレンソウは社会人の基本だぞ!」と怒鳴られていたそうです。

 

ホウレンソウがされない原因

「ホウレンソウは社会人の基本だ」

 

これも一見、課長の言っていることは正しいように感じます。

 

ホウレンソウ、つまり「報告」「連絡」「相談」は社会人の基本であることはあっています。

 

しかし、そのホウレンソウが、なぜされなかったのかを考える必要があるのですね。

 

彼女の同僚もれっきとした社会人なので、ホウレンソウが基本であることくらいは知っています。

 

そのホウレンソウが、なぜされなかったのか。

 

それは先ほどの話に戻りますが、課長のいつもの行動を考えると一目瞭然なわけです。

 

些細なミスで怒り出す課長には、できるだけ近づきたくないと思うのが人間心理です。

 

しかも、よく聞いてみるとその課長は、ミスだけではなく、単なる報告・連絡にも怒るそうなんですね。

 

気に入らない職員が「さっき、こういうことがありましたので報告しておきます」と報告にくると、「経緯を教えろ」と言われて、答えられなければ、またそこで怒られるわけです。

(ちなみに、その経緯というのは、特に重要なものではなく、仕事の結果を左右するようなものではない、些細なことです)

 

そういうことの積み重ねが、「課長に何か話しかけると怒られる」という意識を形成するわけで、そんな課長には話しかけたくないということになるんですね。

 

だから、ホウレンソウがされなくなるんです。

 

ホウレンソウがされる職場

うまく仕事がまわっている職場を見てみると、多くの場合が職場内の連携、コミュニケーションがスムーズです。

 

つまり、些細なことを相談できる雰囲気があるから、些細なミスを素早く見つけることができ、何か問題が起こった場合でも、皆で力を合わせて解決していくことができるんですね。

 

しかし、同僚の職場はそうではなく、コミュニケーションがとれず、問題が起こっても職場内でミスの押し付け合いになる状態なので、全く生産的ではありません。

 

同じ職場の仲間なのに、上司から責められ、仲間内で水面下の責任のなすりつけあいが行われているわけです。

 

なので、全く仕事が進まない、という悪循環に陥っているわけですね。

 

職場内の仕事の管理をするのが管理者の仕事であることから言うと、その課長は課の中をしっかり管理できていないというわけです。

 

それを自覚しているので、「しっかりそホウレンソウしろ!」と怒るのですが、その原因が自分にあることには気付きません。

 

本当は、そういうところに気付いて、うまく改善できるのが優れた管理者なのですが。

 

先ほどもお伝えしましたが、仕事ができることと人間性に優れていること、もしくは賢いことは別物です。

 

組織内で出世した上司も、人間性や賢さを認められたというわけではないので、注意してください。

 

公務員が病んでしまう最大の原因

そういう上司にあたってしまった場合には、上司か自分が異動して、離れられるようにと祈るしかないのですが、公務員だと、そう簡単にはいきません。

 

異動の希望は出せますが、他の部署の人事事情との兼ね合いがあり、そう簡単には異動できません。

 

そうなると、最短でも1年は一緒に働かなければいけませんし、運が悪ければ5年以上も一緒に働くことになってしまいます。

 

そういった出口の見えない暗闇を走らなければいけないということは、公務員にとって、かなりツラいことであり、公務員が病んでしまう最大の原因の1つであると言えます。

 

なんていったって、公務員というのは、定年まで働くことが当然だと思っている人が大半なので、「辞める」という選択肢が頭にありませんから。

 

つまり、なんとか今の職場で頑張るしかないんです。

 
なので、精神的にやられてしまって、仕事だけではなく、日常生活もままならないような状態になってしまう職員が続出するんですね。

 

職場環境を改善する方法(解決策)

こういうところをうまく解決していかない限り、公務員が精神病にかかってしまう問題は、歯止めがかけられないでしょう。

 

まぁ解決策は簡単で、先ほどもお伝えした通り、「上司がモラルをつける」という一点に尽きるのですが。

 

些細なことで文句を言ったり、気に入らない職員だからと言ってパワハラする上司がいなくなれば、かなりの職員が救われるでしょう。

 

精神的にまいってしまう職員は激減します。

 

そうなってくると、次に解決すべき問題がまた出てくるのですが、それが前進することであり、成長することだと言えます。

 

その繰り返しで、職場環境が良くなっていくんですね。

 

職場環境が改善されない原因

しかし、ここでもう1つ踏み込んだことをお伝えすると・・・

 

公務員というのは、皆さんもご存じの通り、なかなか現状を変えられないのが実態です。

 

それは、今までに組織としてやってきた背景があり、公務員自身に「自分たちは正しいことをやってきた」という自負があるからです。

 

時代が変わってしまって、過去のやり方が正しく機能しなくなっても、今までやってきたやり方を変えたくないんですね。

 

やり方を変えるということは、新しいやり方を覚えなければいけません。

 

要するにめんどくさい、しんどいから変えたくないんですよ。

 

公務員の場合は法律に則って仕事をしているので、確かに何か仕組みや運用を変えるとなると、一般企業よりも何倍も苦労するのは事実ですが。

 

結局、職場環境は改善されるのか

こういう理由があって、公務員には現状を変えたくないと思っている人が多いので、なかなか職場環境が改善することは難しいです。

 

パワハラ・セクハラ・マタハラも、なかなかなくならず、精神を病んでしまう職員が減ることも期待できないでしょう。

 

時代の風潮として、様々なハラスメントをなくして、働きやすい環境にしていこうという流れがあることは事実です。

 

先日も東大を卒業した電通の社員が仕事を苦に自殺したという話がニュースになりましたよね。

(参考)
>>過労死認定された東大卒電通社員の自殺理由と二の舞を避ける注意点

 

そういった流れを受けて、公務員業界でも、職場環境改善への取り組みはされていますが、実態はなかなか変わらない、というのが藤崎の考えです。

 

これから公務員を目指そうという方は、十分に注意してください。

 

思っている以上に、公務員というのはしんどい仕事です。

 

普通の人ができる仕事が主ですが、仕事には人間関係がつきもので、職場環境が悪ければ精神をやられてしまいます。

 

頑張って公務員試験を通ったのに、その結果、精神を病んでしまって、日常生活まで灰色になってしまった、ということにならないように気をつけたいものですね。

(公務員になってしまったら、どういう職場環境に身を置かなければならないかは、運次第なので、気を付けようがないですが・・・)

 

ちなみに、このサイトでは、自分の力でお金を稼いで、より良い人生を送るための基本的な考え方を、それぞれの記事に散りばめています。

 

藤崎が言っていることが理解できるようになって、その考え方が身についてきたら、次は行動を始めるという段階に進めます。

 

そういう方には藤崎の無料メルマガへ登録することをオススメしていますので、良かったら。

 

ちなみに、この記事を読んだだけでは、より良い人生を送るための考え方は身につきませんので、ここでは無料メルマガの登録フォームを書いていません。

 

知識や考え方を身に付けずに、具体的なノウハウを身に付けようとしても、途中で挫折してしまいますからね。

 

せっかく、このサイトに出会い、幸せになるためのきっかけを掴んだというのに、急いだがために挫折してしまうというのは、藤崎の本望ではありません。

 

ここはしっかり、じっくりと歩みを進めていきましょう。

 

ではでは。




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